2017年11月14日火曜日

お蕎麦屋さん

西蓮寺から蕎麦屋ゐ田へ向かいました。 今年の春も来ましたが生憎定休日でした。 今回は大丈夫でしたがなんかややこっしいご亭主がいらっしゃるようです。


西蓮寺は延暦元年(783年)桓武天皇の勅願により開山した古刹です。















そのお店は見つけにくい山奥にありました。 店内は古民家のようでした 靴を脱がずに済む大きな囲炉裏テーブルに座りました。私の前に定年退職したようなご夫婦がいました。そのお二人がカモになったのです。やはり名物の鴨付け蕎麦を頼んだようです。大きなお盆にセットが来ました。待ちかねたお二人に 店主が「だめ まだ食べないの はい箸を割って 忙しいのよ」と叫びます。まだだめ・30回よく噛んで・ いやなオヤジでしょう・ハイ鴨をつけて・ はい鴨を食べる・ご夫婦の間で自分が作ったお蕎麦をおいしく食べさるのに 懸命なんですが客のご主人は真っ赤な顔をして必死に口を動かしていました。唖然・呆然可笑しくって仕方ありません。義弟が「ね!大変でしょ」と笑いますが 私はおかげで予習と心構えができました。



客は少し待たされますその間にお抹茶が出るんです。 なんか逆と思いながらハルさんと日本酒をいただきます。お供は”もってのほか”でした。




後ろの割烹着姿の方が店主です。




この5枚の鴨肉がネギをしょったり ピーマンをまいたり鉄板の上で焼かれそばつゆの中に浸されてそばつゆにコクが移ります。うどんのように太い蕎麦で跳ね返るような弾力がありました。









鉄板の上に蕎麦を乗せそばつゆで絡めて 唐辛子を振っていただきます。おいしかったです。最後に出た蕎麦湯がこれまたびっくりでした。奥の若いお兄さんがそばつゆを飲んでしまい「残しておけて 言ったでしょう」と叱られています。客は「すみません」と謝っておりました。義弟が蕎麦湯のお代わりを欲しがっておりましたが やめときなと私は思わず言いました。また来たい 二度も真剣に聞きましたから店主と同じ事を言う自信があります。その後鋲が沢山並んだ黒革ジャンのおじさんライダーが3人来ました。私どうなるのか見ていたかったのですが どうも慣れているようなので面白くはないでしょう。
最後店を出る客に Have a nice day  と声を掛けます。

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